オマケ




 ある日のグレッグミンスター・マクドール家。
 都市同盟に出張中のカスミが、休暇を利用して遊びに来た。
 
カスミ「こんにちは、ルキア様」
 
ルキア「やぁ、カスミ。休みが取れたの?」
 
カスミ「はい。…………それで、あの…………」
 
 急に、ほんのりと頬を赤くして、カスミ、言い淀む。
 
ルキア「どうしたの?」
 
 ルキア、首を傾げる。
 
カスミ「あ、あのですね…………」
 
 頬の赤さが増すカスミ。
 脳裏に、ゴクウから言われたことを思い出している。
 
 回想、開始。
 
ゴクウ「カスミ、これ、あげるよ」
 
 ゴクウ、カスミにアイテムを手渡す。
 カスミ、手のひらのアイテムを見つめながら。
 
カスミ「ありがとうございます、ゴクウさん。………それで、これは、なんですか?」
 
ゴクウ「“セクシーウィンク”っていうんだって。それでね、カスミ、お願いがあるんだけど」
 
カスミ「はい、なんでしょう……?」
 
ゴクウ「これを装備して、ルキアにウィンクしてきて欲しいんだ」
 
 あっさりと言われた言葉に、カスミ、固まる。
 ゴクウ、まったく気にも留めずに。
 
ゴクウ「しばらく大きな戦いの予定もないから、休暇、あげるし、ルキアに会いに行くついでというか、なんというか…………。……カスミ……?」
 
 カスミ、我に返る。
 
カスミ「は、はい」
 
 ゴクウ、それを承諾の意味に勝手に解釈。
 
ゴクウ「ありがとう、カスミ。ちゃんとポーズもつけるんだよ。それで、戻ったらルキアの反応をちゃんと教えてね」
 
カスミ「はい……って、あの、ゴクウさん……!?」
 
ゴクウ「じゃあ、頼んだね」
 
 回想、終了。
 
 カスミ、大きく溜め息を吐く。
 
ルキア「カスミ、どうしたの?」
 
 カスミの顔を覗きこむルキア。
 カスミ、慌てて首を振る。
 
カスミ「なんでもありません、ルキア様……!」
 
 ルキア、訝しげ。
 
ルキア「……そう……?」
 
 カスミ、決意する。
 
カスミ「あの、ルキア様、ちょっと見ていただきたいんですけど」
 
ルキア「なにを?」
 
 カスミ、顔を真っ赤にして、半ば自棄になってポーズを取ると、ルキアにウィンク。
 
ルキア「…………」
 
 ルキア、沈黙。
 カスミ、慌ててポーズを止めて、ルキアに近づく。
 
カスミ「あ、あの、ルキア様……?」
 
 ボンッとルキアの顔が真っ赤になる。
 鼻血をたらして、そのまま後ろへ卒倒。
 
カスミ「キャァッーーー! ルキア様ー!!」
 
強引におしまい



 
 
 すみません、こんなオマケで(^^;;;
 私的アイリーンは、女の子たちのアコガレの存在、であります。戦いの合間とか、女の子たちからいろいろ相談を受けていたんじゃないかなぁ、と。こんな話も書いてみたい。
 
 オマケについては、あのあともルキアとカスミは仲良くやってるよってことと、謎(笑)なアイテム“セクシーウィンク”ってどんなもん?って思ったことを混ぜあわせたら、こんな話になりました。
 ゴクウ、ルキアの反応なんか聞いて、どうするつもりだったんでしょうね??(笑)