オマケ
淡い光が形作る小さな青い鳥、カスミの伸べた手に止まる。
青い鳥「ルックもいるんだな。こんなことができるなんて」
ルキアの声を囀る。
カスミ「ルキア様!」
ルック「ルキア……!」
青い鳥「心配かけたくないから行き先は言わないけど、いま私はグラスランドにいるよ」
青い鳥、光が薄くなり、二人が止める間に粒子が飛散して消えてしまう。
カスミ「…………グラスランド………」
カスミ、茫然と。
ルック「行き先じゃないだろ、そこ」
ルック、憤然と。
カスミ「……そうですね……。そこから行けるところとなると……」
ルック「…………。あぁ、もう! 僕は金輪際、あいつの心配なんかしないからね!」
風を紡いで、ルック、行ってしまう。
カスミ「…………」
思わず、フェザーと顔を見あわせてしまうカスミ。
フェザー「キュウゥ……」
カスミ「……そうね。私ももう休むわ。ありがとう、フェザー」
フェザー「キュイィ」
カスミ、フェザーの翼の内から出て、部屋へ戻る。
マグカップを片手に、溜め息。
カスミ「………ルキア様の……バカ」
おしまい
前サイトのキリ番『30000』をゲットされた那緒雪様のリクエスト、『坊のことを語り合うカスミとルック』でした。いかがでしたでしょう?
久々に(?)リテイクの嵐で参りました(>_<) 「カスミもルックも好きなのに、どうして〜!?」と悲鳴を上げる始末。理由は簡単、坊ちゃんのことを語ろうと思ったら“ソウルイーター”に触れないわけにはいかず、そうすると、うちのルックってば逃げやがるのさ!(爆) 仕方ないので、漢詩で誤魔化しました(逃)
えっと、出典は李商隠の『無題』です(ブログ記事2011.9.29 語る。その7に書き下し文有り)。好きなのよ、この人の詩。艶っぽくて(*^_^*)
話の都合上、訳は女性からの詩ってことにしてありますが、本当は男性から恋しい女性に向けて詠ったものです。『雲鬢ノ改ムルヲ(こめかみの髪が白くなってきた)』って男の人の表現でしょ。この一文からもわかるように、訳はアレンジしまくってます。まさか学校のテストには出ないでしょうが、念のためご承知おきくださいませ(;'-') カスミになりきりで訳しました(笑)
カスミがメロディをなぞった歌は、『Orrizonte』を希望('-'*)
ルキアの行き先は、タイムテーブルをご覧になれば一目瞭然デス。おかげさまで、貴重なネタが浮かびましたので、七転八倒した甲斐がありました(笑) 青い小鳥の伝言をルキアと一緒に聞いていた人がいます('-'*)
那緒雪様、リクエストありがとうございました(*^_^*)
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